「秋の遠足」
湯っくり館では、11/11(火)13(木)14(金)の3日間、高萩市秋山地区にある『菊池寛実炭礦資料館』に遠足に行きました。ここ数年は、11月の行事としては紅葉ドライブに行っていたので、遠足に行くのは久しぶりでした。
炭鉱といえば、高萩市民としてはなじみ深いもので、行き帰りの車内では、炭鉱の栄えた時代の話をしてくださる方々が多くいらっしゃいました。館内のガイドさんは、映像を見ながら説明をしてくださったり、自作の笛がお上手で炭鉱関係者が作詞作曲した「人生峠」という曲を演奏してくださって皆さんと一緒に歌ったりしながら、あっという間に時間が過ぎていきました。当時の炭鉱の現場や日常生活で使われた道具などが展示されたコーナーでも、みなさん思い出すことが多いようで、懐かしそうに話しをしながら見学をされました。




館内を入り、まずは映像を見ながら高萩炭鉱についての説明を受けました。


ジオラマでの説明では、炭鉱の全体像が見られます。子供の頃ずり山で遊んだ事を思い出し、石炭を拾ってきては親に怒られたという話をしてくれる方もおられました。




写真を見ながらの説明です。芸者さんや運動会、お祭りなど、当時の活気あふれる様子を見ることができました。




測量器 練炭アイロン


練炭 七輪


「だるまストーブはウチにもあって使ってたわ」 「ウチにあったちゃぶ台によく似てるわ」
「懐かしいわね~」などと話されながら1つ1つじっくりと見てまわられました。


当時実際に日常で使用していた道具の数々を間近で見ることができます。
「ああ、こんなのも使っていたねぇ」とあちらこちらで昔話が聞かれました。


実は、ここ高萩は演歌歌手の村田英雄さんが歌った『人生峠』発祥の地だそうです。
ガイドさんの笛の演奏に合わせて、『人生峠』等懐かしい歌を一緒に歌いました。
ちなみに、この『人生峠』は、利用者Aさんと亡くなった奥様がデートした場所だそうです。


11/14はNHKの取材が来ており、皆さんも11月26日放送の『いば6』にもほんの少しですが、出演しました。

後日、職員が録画した『いば6』を昼休みに皆さんにご覧いただきました。




